”「胃のむくみ」をとると健康になる ”を読んで
昨日、今中健二氏著”「胃のむくみ」をとると健康になる ”を読みました。
正直言うと、目から鱗というかすごい参考になる本でした。
今までは無意識に水分をゴクゴクとっていましたが、それにストップをかける本でした。
お水をゴクゴク飲むこと=健康にいい!というイメージ

寝ていると500ml程度の水分を失うといいます。なので寝起きは喉が乾いて、ゴクゴク水を飲んでいました。
私の場合は、その後シャワーを浴びて、また水をゴクゴク、会社に行く前にコンビニに寄ってペットボトルを買ってゴクゴク、カフェに行ってカフェオレ1杯をゴクゴク、会社に行ったら無料のお茶や自販機のペットボトルをゴクゴク・・・
ゴクゴク飲んでいると、健康にいいイメージ、血流がよくなるイメージで、水分を取り続けることに違和感はありませんでした。
ただ先ほど紹介した”「胃のむくみ」をとると健康になる ”においては、現代人は水分の取りすぎを指摘されていました。
水分をとりすぎるとどうなるか?それが胃のむくみへとつながるとのことです。
ここに多すぎる量の水分が入ってきてしまうと、胃酸が薄まり、消化機能が低下し、いわば”水浸し”状態となって胃がむくみ始めます。
今中健二氏”「胃のむくみ」をとると健康になる ”
また、消化機能が低下することで食べ物などが同じ場所に停滞し続けるため、まじめな胃は「早く消化をしなくては」と、ますます活発に胃酸の分泌をするようになります。
そこから胃が発熱し、水を飲みたい欲求が生まれ、ますます胃のむくみがすすむという負のスパイラルに陥るそう。
胃のむくみから何が起こる?
胃のむくみで起こる体調不良として記載されていたのは、
- 不定愁訴(なんとなく不調)
- 緑内障
- 前立腺がん 等
そこから全身のさまざまな症状にあらわれてくるとのこと。
個人的には不定愁訴(なんとなく不調)というのが、気になりました。
確かに、なんとなく不調なので、水分を控えることで、それが解消されるならいいなと思いながら読みました。
水を取りすぎることで体に水たまりができる

また胃のむくみがさまざまな症状に現れてくる例えとして、この本では山に大雨が降った時の水たまりにたとえています。
山に大雨が降ったとしましょう。地面のところどころに水たまりができるはずですが、不思議なことに「水がたまる場所」は、たいてい同じ個所に限られています。これは地形やくぼみなどの位置関係によって一定の流れができるからです。
今中健二氏”「胃のむくみ」をとると健康になる ”
水たまりを見つけてもまた雨がふったらそこに水たまりができるので、水たまりを取り除いても別だし、そこにカバーをしても、別のところに水たまりができるだけと説明しており、人の体もこの現象に似ているとのことです。
だから対処療法ではなく、根本的な療法である胃のむくみを解消することが先決とこの本では説明されていました。
自分の体を見つめながら、適切な水分量をとる

じゃあどれくらい水分を取ればいいのか?など、疑問に思いますが、本にはその目安であったり、水分を取りすぎない方法などが書かれています。
カフェインをやめてみたという過去記事も書いていましたが、それはあくまでも対処療法で、根本的なことである”水分”というもっと大きな目線で考える必要があります。私はほぼ空気のように、水分をとっていましたが、それを改める必要があると思わせてくれる本でした。
皆さんも一読する価値はあると思いますので、ぜひお試しください。
それでは今日はここまで!ありがとうございました。
Have a good self-improvement life!
※あくまでも一個人の意見ですので、参考程度でお願いします。行う際は体調に注意しながら自己責任でお願いします。
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